黄ばみの原因とは?

シーツや布団が黄ばむのは、汗や皮脂汚れが空気と反応して、変色したものが主な原因と言われています。特に男性の場合は20代後半から皮脂の分泌が高まり、30~40代にピークをむかえるとも言われています。
この脂、結構やり手でシーツとか薄いパット位だと、すぐに浸透して敷布団やベットマットに黄ばみを作ってしまいます。

時折、黄ばみ=ワキガとか、なんかの病気じゃね? などと煽る人がいますが、よくあることでお友達はたくさんいますのでご安心を。ちなみにボクもです……テヘヘェ(脂)


対策1:洗えるものの黄ばみは洗濯で頑張ってとる!

シーツや枕カバー、洗濯可能な敷きパッドの類は、ある程度洗濯で落とせることがあります。
まずは洗濯表示を確認して、出来るかどうかを確認してから、以下のものを試してみてください。
(オイタすると色あせや破れの原因になりますので注意)
熱湯洗剤液に漬け込み
酵素系洗剤をなるべく熱いお湯で溶かし、一晩つけ置き。温度注意。
3倍濃度の洗剤で一晩つけ置き
普通洗剤を3倍くらいの濃度にしたものに一晩つけ置き。
漂白剤使用
白モノなら塩素系、柄物なら酸素系で仕上げ。
最終手段:煮る
鍋に洗剤を入れて放り込み、数分間煮ます。驚くほど落ちたりしますが、素材によってはボロッボロになりますのでご注意を。まさに最終手段。
これらが効果的と言われている方法です。種類や使い勝手で自分に合ったものを探してみましょう。
そして何よりポイントは【すすぎこそ丹念に】です。
実は洗剤のすすぎ不足が黄ばみの原因になることもあるので……。
ちなみにシーツを洗うペースのアンケートはこんな感じ。
Q.シーツを洗うペースを教えてください
1位 1週間に1回 24.6%
2位 1カ月に1回 20.4%
3位 2週間に1回 17.1%
4位 3カ月に1回(1シーズンに1回) 11.7%
5位 3週間に1回 5.2%

抜粋:シーツを洗うペースは?「週1:24.6%」「月1:20.4%」 | 「マイナビウーマン」


対策2:洗えない・動かせないベッドマットはどうする?

ベッドのマットの場合は洗うことは出来ませんが、【ちょっとはマシになる方法】とすれば、熱めのお湯で溶いた中性洗剤で絞った布でとんとん。浸透したところで熱い蒸しタオルをかぶせて放置。冷めたらまた熱いタオルをかぶせてを繰り返します。完全には取れないので、ある程度で納得してしっかり乾燥させましょう。引くも勇気です。

ベッドマットの場合はそうそう買い換えられないので、シーツと敷きパッドで対策をします。
マットのクッション性を損なわず、眠りに最適な絶妙な厚みは、どうかご自身でお探しください。
中には、マットレスにベニヤ板を敷いてその上に布団という、アンチブルジョアな対策をしている人もいます(そこまでするなら布団でええやん)。


対策3:ふとんは洗えないよね?

もし、その布団が曽祖父の形見とかでも無い限り、あなたが黄バマーなら【消耗品】と考えたほうが懸命かもしれません。布団も今は値段設定が豊富ですから。
また、布団はある程度のこだわりを持っておいて、敷きパッドに頑張ってもらうのも選択肢です。敷きパッドは機能性に特化したものが多く、体質や睡眠の質、ライフスタイルに合わせられるので選ぶのも楽しくなります。

【もう、なんか、そういうのも、オデ、ドウデモイイ】って暗黒面に落ちかけている方は、最初から厚手の柄物なシーツを2~3組セットで買って置けば、急な来客や棚ぼた(?)でも安心ですね。


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