それはmicroSDカードじゃないかも?!

スマホ人口が増えmicroSDカードとお付き合いする人も増えたのではないでしょうか?
実際は普通の携帯(ガラケー)でもmicroSDカードの使用率は高かったのですが、保存するデータ量が少なかったため、ショップで入れてもらってから一度も抜いてないなんて方もいたのではないでしょうか? もっと言えばminiSDカードと混同されていたり……。

『ゥチのmicroSD、32GBなんだけど使ぇなぃ。。。もぅマヂ無理』と嘆いても、すでに間違いが一ヶ所あるのですよ。
【microSDカードに32GBは存在しない……っ!】
実は三兄弟! マイクロSDは一つじゃなかった。
左からmicroSD、microSDHC、microSDXCと出世していきます。
micro三兄弟

となり、容量と規格はことなっているんですね。
端末や携帯など、モノによって上位規格に対応していたりいなかったりするんです。


microSD/SDHC/SDXCカードが認識されない時の対処

一番多いのが【差し込んでるカードリーダーがSDHC以上の規格に対応していない】ことが原因です。
この場合はそれに対応したカードリーダーを買ってくればOKです。ただ、使っているPCが古すぎてって場合は知りません。
これは古い携帯でもよく起こる事です。携帯自体がSDHC以上の規格に対応していなければ読み込めません

それでもダメな場合にやってみることは、違うPCや携帯、端末などで試してみることと、
【デジカメに差し込んでみる】これはデータが壊れかけている時でも何とかなったりすることがあります。デジカメだとカードのサイズが遭わないことが多いと思いますが、電気屋産にアダプター(microSD⇒大きいSDカードとかになるやつ)があります。デジカメをUSBケーブルでPCにつなぎ、マウントしてみてください。時々出来る事があるんだそうな……。


microSDカードとUSBフラッシュメモリの違いは?

ぱっと見から形状は違いますけども、実はmicroSDほにゃららカードもUSBフラッシュも、中身の技術は同じなんです。
フラッシュメモリと言う半導体メモリってやつが入っています。
小難しいことは抜きにして、だいたいの感じだと【簡単にデータの書き込み書き換え消去が出来て、電源切ってもデータが消えない、手軽な子】ってことです。
microSDカードシリーズは、そのまま差し込んで使えるのはもちろん、カードリーダーに差し込めばUSBとしても使えます。
使い分けとしてはmicroSDがあれば色々使いまわせますが、チマチマが嫌だったり、簡単にPCで軽いデータをやり取りするだけならUSBメモリの方が管理も使い勝手も楽です。


フラッシュメモリだからこその寿命
永久保存版とか考えちゃダメ

ただ、このフラッシュメモリは【電気通さない子に無理やり電子ねじ込んで、ボッコォッって空いた穴で何とかするタイプ】であり、小柄で大人しそうな顔して、影ではやや強引なことをしているので、データ劣化は免れません。
さらに【ボッコォッ!】って繰り返していると穴だらけになって、使い物にならなっくなっちまいます。
だいたい10,000~100,000ボッコォッ! すると寿命を迎えるというのが作ったエライ人達の意見です。その他にも放置時間が長いと自然放電し切ってデータが蒸発したり、金属端子部分が酸化しちゃったりと弱点はあります。

ただこれらのことは、記録装置や記録媒体全てに言えることなので、本当に大事なデータは複数のメディアに移しておきましょう。
あくまで【仮置き保存】だと思っておいて、定期的にバックアップして置くことをおすすめします。
ちょっと未来を想像すると、iPhoneやiPadなどのApple社の製品からは、microSDなどのメディア挿入口がなくなってきています。基本的にデータの保存や移動はPCやクラウドサービスの利用を促しているようです。もしかしたら近い将来、外付けの記録メディアが市場から消えてしまうのかも知れません。
⇒消え行くメディアはこちらの過去記事
『3G遅いし制限とか…ガラケーでよかったんじゃね?
で、auから『白いやつ』もらったけどWi-Fiって何?』

の【結】冒頭で触れていますので、ご興味がおありでしたらどうぞ。
もちろん超小型の精密機器の場合は必要になるので縮小するにとどまるでしょうが、コンビニに専用ブースがある時代がなくなるのかも……と思うとなんだかおぢさんはちょっぴりセンチになります。

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