原油も値上がりしてるし、災害時も想定して火起こし火起こし
たぶん火鉢に憧れ、この記事を読んでおられるアニキ方には、上のようなコストの発想は無いのかもしれません。
『火なら俺に任せろ』この台詞の漢度は相当高いものです。
やがては子豚1頭コースへの派生もあるわけでして、そこにも【炭火】は外せない存在です。
『火なら俺に任せろ』この台詞の漢度は相当高いものです。
やがては子豚1頭コースへの派生もあるわけでして、そこにも【炭火】は外せない存在です。
火鉢はこういった【炭火】を自由自在に操る、【火属性の男たち】略して【赤漢 ─あっかん─】へのスタートラインには最も手軽なアイテムです。
伏線が無茶苦茶? 仕方ないじゃないですか、男の子なんだもん。
ちなみにトップの写真は我が家で使われて早10年、元は骨董品の『福助印』の火鉢。いぶし銀の質感にやられて購入。
おや、燃料の炭もピンきりだねぇ
流石は備長炭、美しい……
これはお値段以上の代物に違いないぞ!
数時間後、目え真っ赤なアニキがいるのが浮かびます。備長炭は高い、そして高級料亭なんかでもよく聞く逸品です。
燃焼時間を比べても一目瞭然!
・普通の炭 燃焼時間 1~3時間
・備長炭 燃焼時間 8時間
……しかし、備長炭は【火がつきにくい】特性があります。
これは火属性駆け出しのアニキでは、小一時間かけても火がつかず、中折れの憂き目に合う確立が非常に高いのです。
そもそも備長炭がお店で使われているのは【営業中、ずっと燃えてるタフガイ】なわけで、味がアップする魔法の炭ってことではありません。
備長炭で炙ったイカが、普通の木炭の数倍美味いってことではないのです。
備長炭で炙ったイカが、普通の木炭の数倍美味いってことではないのです。
ブランドだけで揺れていては、それこそ【火鉢ャー】としての資質、【素朴なハードボイルド】が得られませんぞ!
炭は適材適所、ここは木炭でいきましょう。
火起こしは男の仕事! ……ぬう、着かん。もう良いわ!!
流石は【火属性】、トサカの着火も早いでやんす!(←?)
実は火鉢道は火起こしもそうですが、じっくりと炭火を養っていく慈母の様な作業がほとんど。
着火剤などで起こしても良いですが、臭いがでたり危険だったり。
着火剤などで起こしても良いですが、臭いがでたり危険だったり。
私がよく使った手は
・割り箸にサラダ油を染み込ませ、組み上げた炭火の下からじっくり炙る
・炭の下の空間に金属製の小さな皿を置いて、ライターオイルを注ぎ、着火
※ビンの王冠やアルミホイルでも代用OK
などがありますが、最近はバーナーでラクラクです。
もちろん【火を操れてこその火属性】、家事を起こすなど笑止千万。
自信がなければ『ベランダで着火⇒安定後室内へ』でも善し。
フハハハッ! もう着火したわ!
我の手に掛かればこんな……パァーンッ! うぐああああ!
あー爆跳っすね。爆跳とは木炭の中に閉じ込められた水分や空気が暖められることで膨張し、一気に破裂する現象でやんす(←?)
これ結構、遠くまで飛び散ることがあります。よく起きる条件は湿気った木炭を使った時や、廉価なマングローブ木炭なんかの炭化が低い状態の炭を使うと起きるんです。
流石に室内では危ないので、無理に使いきろうとはせず、自分に合った炭を探しましょう。
マイカロ炭・豆炭・オガ炭なんかの『練り直した加工炭』だと弾けずに燃えます。
マイカロ炭・豆炭・オガ炭なんかの『練り直した加工炭』だと弾けずに燃えます。
そして注意したいのは以下のポイント
・定期的かつ万全な換気
・炭火は乾燥するので、ヤカンなどで加湿をする
・マングローブ木炭などの格安炭は刺激のある煙が出ることがあるので注意
・選択失敗を考え、最初は小さい箱で買う
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