1羽まるまるって気合い入り過ぎじゃない?!

さて今年も迫っておりますクリスマス。みなさま過ごし方はもうお決まりでしょうか?
クリスマスと言えばローストチキン。すでに色んな所で広告を目にするようになっちまいました。
でも丸鶏で注文すると、雰囲気もでて豪華だけど、価格が高い……。
『まあ、いいか』
なんて当日のスーパーでチキンレッグに飛びつくと、
『ああ、デカイ焼き鳥だよねこれ……』
全身黒光りするほどベタベタになりながら、がっくり肩を落とす姿が想像できます。

そんな去年までの自分にばいなら!
今回は怒られるほどに簡単な、丸鶏のローストチキンのレシピ公開です。
ちなみにトップ画は30代のおやじ(管理人)がノリノリで作った代物です。
料理は段取り9割。材料確保の段階からお教えします。
完成時の価格と想い出だらけのクリスマス、どうぞご比較あれい!


丸鶏は数日前には肉売り場で注文しておく

必要なもの
・丸鶏     価格:¥900~1200くらい
・冷凍ピラフ  価格:¥300~400くらい
・ハケ、タコ糸、つまようじ
A:塩小さじ1、こしょう少々
B:サラダ油大さじ1(あればオリーブオイル)/醬油大さじ1

1週間くらい前まで
ここ見逃すとアウトです。当日ふらっと行っても丸鶏がある可能性は低いです。
スーパーや肉屋さんで注文しておけば、その日にイイ状態で手に入る用、予約できます。
一週間くらい前には注文しておきましょう。
『ローストチキン用の丸鶏ください』って言っておけば楽勝です。
ネットでも生の丸鶏が注文できるので、一番ラクな方法でゲットして下さい。
安くても良い感じの国産若鶏だと¥900~1,200くらいが妥当でしょうか?
『中抜き』ってのを選ぶといいです。
ローストチキン用丸鶏検索
当日、焼き始め2時間前まで
丸鶏をよ~く洗い、Aの塩こしょうをすり込みます。外側もお腹の中にも手を入れてぬりぬり。
お好みでみじん切りしたローズマリーや、にんにくの切り口を擦りつけておくと、香りが良くなります。そして放置。だいたい1時間くらいおきましょう。火の通りを良くするため、冷蔵庫には入れないで常温にしておきます。
当日、焼き始め1時間前まで
型崩れしないよう、丸鶏の足先をタコ糸で縛る。
おしり側の皮をつまようじ数本で刺し、詰め物中に開かないよう、しっかりと穴を塞ぎます。
ピラフをレンジにかけ、頭側の穴からつめつめ。
小皿にBの油と醬油を入れ、混ぜておきましょう。これで準備完了です!
これに合わせてオーブン予熱を完了させておくと冴え冴えですね。温度は200度で。

時にぼんやり、付け合せを作りながら
オーブンでジワジワ焼く

焼く前に全体にハケで油を塗ります。脚の先やももの付け根、お腹の高い所は念入りに。これで皮が破れにくくなります。天板にクッキングシートをしいて、後はオーブンでジワジワじわじわ。
表面が乾いてきたらBをハケで塗ります。オーブンの機種によっては熱い所にムラがあるので、Bをぬるついでに向きを変えるとよいです。今回は5~6回塗った気がします(途中から夢中でした)。
簡単なサラダなどはこのタイミング作ってしまえばOKですね。だいたい1時間くらいで焼き上がります。

タンニングchicken
焼き上がりのチェックは丸鶏をお腹側に傾けて透明もしくは黒っぽい肉汁がでたらOKです。
赤い汁の時はまだって事です。分かりにくかったら、火の通りにくそうな場所に竹串や菜箸を刺し、肉汁を確認すると良いです。


今までのチキンはなんだったん!
なんちゅうもんを食わせてくれたんや!

じっくり焼くことで肉はふんわり、皮はパリパリ。
油で表面を保護しながら焼いているから旨味たっぷり。
もも・胸・お腹・手羽のそれぞれの肉質を楽しめるのは丸鶏の醍醐味です。
また、丸鶏の肉汁が絡んだピラフは人を無言にさせる程の破壊力
うまいぞ! お試しあれ!

chickenれっぐ

成功した暁には、男子力・女子力・パパ力・ママ力・一人上手力、
全てにおいてワンランク上の評価をいただけることでしょう。
作りおきじゃないからこその旨さですよコレは。

ポイントは冷凍ピラフを冷たいまま入れないこと。
中が温かくなっていれば余計な時間が掛かりません。
後は塩擦り込み後の1時間です。しっかり染みこんでもらいましょう。

ちなみに大きめのスーパーなんかだと、クリスマス翌日などは丸鶏が安売りされてたりします。
クリスマスが休日とズレた年は、無理をしないで後日に丸鶏パーリーもありですね。

スポンサーリンク