iPhone勢力急拡大中!
ガラケーからの移行で知っておくことって?
まず最初に申し上げておかなくてはならないことがあります。『Wi-Fi』は『ワイファイ』であり、決して『ウィーフィー』ではありません。自信満々で『ああ、あれでしょ? ウィーフィーってやつだ。』とか宣った場合、すぅっと何かを失う感覚に襲われることでしょう。『ウィーフィーってなんだよ、欧陽かよ』などと気の利いた返しを提供してくれるお友達があるのなら結構ですが気をつけましょう。(実は私、普及し始めた当初は心の中でそう読んでおりましたが、黙っていたために一命を取り留めました。口は災いの元です)
ガラケーとiPhoneの決定的な違いと言えば『ガラケーは携帯であり、iPhoneはPCである』と認識すればほぼ間違いはないかと思われます。通話もメールももちろん出来ますし、ネットはほぼPCと同じことが可能になります。
【PCはおろか、携帯の時でもネットとか見なかったし、いらないわぁ】
って方には必要のない記事かもしれませんが、同時にそう言った方が陥っている【知らないからこその損】があることを告げねばなりません。
auから支給される【HOME SPOT CUBE】とは?
ここでは【HOME SPOT CUBE】で出来る事を中心に、【Wi-Fi】について解りやすくお話したいと思います。
まず【Wi-Fi】とは無線LAN規格のひとつです。無線LANとは『PCをつないでいるLANケーブルが邪魔だから、電波飛ばして無線でつながればイイじゃん』という便利な装置と考え方の事であり、新しいことではなくすでに普及しています。
【HOME SPOT CUBE】はいわゆる『無線LANルーター』ってやつです。無線LANの電波を飛ばすアンテナだと思っていただければOKです。ご自宅のPC回線につなげば、携帯会社の回線を使わずにPC回線でネットを利用できます。能力としては、だいたい木造家屋の一般的な家庭で設置しても、まず問題なく無線でネット利用が出来る程度のスペックがあります。【HOME SPOT CUBE】の電波が届かない場所に移動すれば回線は途切れますが、iPhoneはWi-Fi回線から携帯会社の回線に自動的に戻します。
そしてiPhone専用では無いので、通常の無線LANルータとして、他の機器でも使えます。
・【HOME SPOT CUBE】が使える空間であれば自宅PC回線でネットやメールができる
(携帯会社のパケット通信では制限や料金が掛かる)
・iPhoneだけでなく、3DSやタブレットPCでも複数同時に使用可能。
と言う『便利グッズ』ですね(なんて便利なことばなんだろう)。
ちなみに『Wi-Fiと無線ルーターの違いって何?』と聞かれた場合は上記の通り、
『Wi-Fiは無線LANの規格のひとつだよ』と即答すれば良いわけです。
『無線LANって何?』と聞かれたら『ひもなしPC作るんだよ』でOKです(?)。
こんなに便利なものをタダで使わせてくれるんだから、きっとauの人は優しくていい人に違いないです(意味なくゴマすりあげてみる)。
【HOME SPOT CUBE】があれば無線LANルーターいらないってこと?
セキュリティの面でも暗号化されたデータ通信を行っていますし、最初にパスワード変更をしておけば安心です(絶対ってことではないですし、セキュリティに絶対はありえませんが……)。
また、ケーブルテレビのインターネットプロバイダを利用している場合、一部の無線LAN対応ハードディスクなどで無線LANルーター側に細かい設定が必要な時があります。そう言った場合も専門メーカーの無線LANルーターを選ぶ必要があります。
だいたい3~4000円で一級品クラスが買えますし、日本のメーカーなどは本当にらくらく設定の製品が多く、サポートもしっかりしていますので安定した環境を作る場合、大きな出費や大掛かりな作業ではありません。
うちでは一時、見た目で浮気し、【HOME SPOT CUBE】に切り替えて使用していましたが、結局元鞘の【NEC Aterm】ちゃんに戻しました。理由は無線LANを設置している部屋から距離のある、私の一番くつろげる和室では電波が不安定になる事、無線LAN対応でネットからもアクセス出来るようになるはずの【BUFFALO LINKSTATION LS-XL】が何故か認識されなくなった事です。
まあ、無料で貸してもらえるのでまずは【HOME SPOT CUBE】で使ってみて、速さや環境などで不都合がある時はメーカー品の無線LANルーターを検討するのが良いかと。
ガラケーいつまで使える?
遅かれ早かれ、ガラケーで使用しているサービスなどの終了が段々と進むだろうと予測しました。
実際ガラケーでWi-Fiが使える『Wi-Fi WIN』のサービスも終了しましたし……。
噂では2016年までなどと言われたりしていますが、実際の所は分かりません。いきなり使えなくなることはないでしょうが、段階的に不便になっていくと、消費者心理的には余計に意地が出て移りにくくなりそうだなぁとも思います。